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- 2017年06月05日category: 空き家問題
- 空き家問題の深刻さを改めて実感しました。
空き家・実家相談センター プランナーの後藤です。
先日、相続した不動産中心の資産情報の整理と今後の対策(資産運用・相続対策等)をご依頼いただいたご依頼者から、隣地所有者への相談代行をご依頼いただき、隣地所有者さんにご相談に伺ったときに感じたことをご紹介します。
隣地というのがかなり以前からの空き家で、その所有者さんは、その空き家から5㎞程離れたところにご自宅があります。
ご自宅に訪問したところ、ご高齢の方が出てきていただきましたが、お耳が遠く、こちらの相談内容が上手く伝わりません。
別の方法で情報を確認したところ、空き家のご所有者は認知症で施設に入所されており、私が訪問したご自宅には、先程のお耳の遠いご高齢者の単身住まいとのことです。
ご子息がお二人いらっしゃるのですが、遠くに持家があり、同居の予定は全くないとのことです。
となると、このご自宅も遠からず空き家となってしまいます。
また、その周辺も、どうやら全体的に皆さんご高齢の方ばかりのエリアで、既に放置空き家となっている家が1軒と、すぐ向かいの家も少し前から空き家となってしまっておりました。
つまり、今回、ご依頼者から隣地所有者への相談業務をご依頼いただき、たまたま訪問した先で、既に空き家となっている家が3軒とこれから確実に空き家になる家が1軒、いずれ空き家となってしまいそうな家が数件という生々しい実態に遭遇しました。
2013年のデータでは「空き家」総数が820万戸、その内「放置空き家」と見られる空き家が310万戸程度となっています。
2033年には倍以上に増加すると言われておりますが、まさに私が住んでいる地域で深刻な事態となっている現状を目の当たりにした体験でした。
この現状は、絶対になんとかしなければいけません。
今後、これまで以上に、「実家相続の心配事」「空き家問題」の悩み解決に向けて心血を注いでいきたいと思います。
空き家・実家相談センター プランナー 後藤 明